値動きのイベントパラメータ
値動きがあったときや、ローソク足が更新されたときなどのイベントです。よく使うかと思いきや、Robotには最初からOnBar()とOnTick()が用意されてるため、イベントとして使うことは多くありません。
自作クラス内でOnBar()OnTick()的なことさせたいなら必須となります。またTicksはBarsと似たようなTick関連のイベントを持っています。Symbolを使えば別の通貨ペアのティックイベントを拾うこともできます。どれも似たようなもんなんで一気に行きます。
BarsTicksEventArgsクラス
BarsのTickイベントの情報を持ちます。ティックを受信したとき、つまり値動きがあったときに発生します。
public class BarsTickEventArgs : Object
プロパティ
(Bars) Bars
イベントが発生したBarsを取得します。
(bool) IsBarOpened
イベントが発生したティックがローソク足の最初のティックかどうか取得します。(2021/4/20追記 機能しないようです。cTrader4.0にて確認。)
BarOpenedEventArgsクラス
BarsのBarOpenedイベントの情報を持ちます。ローソク足が確定した時に発生します。
public class BarOpenedEventArgs : Object
プロパティ
(Bars) Bars
イベントが発生したBarsを取得します。
TicksTickEventArgsクラス
TicksのTickイベントの情報を持ちます。値動きがあったときに発生します。
public class TicksTickEventArgs : Object
プロパティ
(Ticks) Ticks
イベントが発生したTicksを取得します。
SymbolTickEventArgs
SymbolのTickイベントの情報を持ちます。値動きがあったときに発生します。
public class SymbolTickEventArgs : Object
プロパティ
(double) Ask
イベント発生後のAskを取得します。
(double) Bid
イベント発生後のBidを取得します。
(Symbol) Symbol
イベントが発生したSymbolを取得します。
(string) SymbolName
通貨ペア名 (Symbol.Name) を取得します。
値データ読み込みに関するイベントパラメータ
サーバーから過去の値を読み込んだときに発生するイベントです。
BarsHistoryLoadedEventArgs
BarsのHistoryLoadedもしくはReloadedイベントの情報を持ちます。より過去のヒストリーデータを読み込んだ際、ネットワーク切断後の再接続等によりBarsの再読み込みが起きた際に発生します。
public class BarsHistoryLoadedEventArgs : Object
プロパティ
(Bars) Bars
イベントが発生したBarsを取得します。
(int) Count
イベントにより読み込んだ数を取得します。
TicksHistoryLoadedEventArgs
TicksのHistoryLoadedもしくはReloadedイベントの情報を持ちます。より過去のヒストリーデータを読み込んだ際、ネットワーク切断後の再接続等によりTicksの再読み込みが起きた際に発生します。
public class TicksHistoryLoadedEventArgs : Object
プロパティ
(Ticks) Ticks
イベントが発生したTicksを取得します。
(int) Count
イベントにより読み込んだ数を取得します。