ボタン
あるとつい押したくなっちゃう(そんなことはない?)アイツ。たぶん一番馴染みあるしよく使うコントロールでしょう。
Buttonクラス
public class Button : Control
プロパティ
(string) Text {get; set;}
ボタンに表示する文字を取得、設定します。
(CornerRadius) CornerRadius {get; set;}
ボタンの角の丸みを取得、設定します。
(Color) BorderColor {get; set;}
枠線の色を取得、設定します。これを設定しても、BorderThicknessを設定しないと、通常時は見えません。押したときに周りがこの色になるだけです。
(Thickness) BorderThickness {get; set;}
枠線の太さを取得、設定します。ちなみにこれを設定するとボタン押したときのモーションが消えます。
(ControlBase) Content {get; set;}
ボタンの中に表示させるコントロールを取得、設定します。これが設定されてるとTextは表示されません。
ポイント
CotrolBase、Cotrolのプロパティ
大きさ、位置、基本的な色設定に関するプロパティはほぼこっちにあります。
コンストラクタ
Button()
コンストラクタ引数はありませんので、初期化子を用いてプロパティの初期化をすることをおすすめします。(Buttonに限らず、ほとんどのコントロールクラスがそうです)
イベント
Click
ボタンがクリックされた
サンプルコード
var button = new Button {
Text = "button",
BackgroundColor = Color.White,
ForegroundColor = Color.Black,
BorderColor = Color.Red,
BorderThickness = new Thickness(3),
CornerRadius = new CornerRadius(7),
Height = 30,
Width = 70,
VerticalAlignment = VerticalAlignment.Center,
HorizontalAlignment = HorizontalAlignment.Center
};
button.Click += (_ => Print("pushed!"));
Chart.AddControl(button);
このコードでこんなボタンがチャートのど真ん中に表れます。押すとログにpushed!と表示されます。
CornerRadius構造体
四角形のものの角の丸みを指定するための構造体です。
public sealed struct CornerRadius : ValueType
プロパティ
(double)TopLeft
左上の丸みを取得します。
(double)TopRight
右上の丸みを取得します。
(double)BottomRight
右下の丸みを取得します。
(double)BottomLeft
左下の丸みを取得します。
コンストラクタ
CornerRadius(double topleft, double topright, double bottomright, double bottomleft)
左上、右上、右下、左下の丸みをそれぞれ指定します。
CornerRadius(double uniformRadius)
4隅の丸みを同一の値で指定します。
ButtonClickEventArgsクラス
ボタンのClickイベントで呼ばれるコールバックの引数の型です。どのボタンが押されたかわかります。
public class ButtonClickEventArgs : Object
プロパティ
(Button) Button
押されたボタンを取得します。