高値安値を知りたい
トレードする際、高値安値を意識しない人はいないでしょう。
高値安値をどう決めるかは人によっていろいろだとは思いますが、SwingHighLowインジケーターを高値安値の目安にしているという方もいるのではないでしょうか。
SwingHighLowとは
SwingHighLowインジケーターは「あるローソク足から見て、前後6本のローソク足の高値(安値)が自分の高値(安値)を超えることなければそこに高値(安値)として印をつけておく」というシンプルな高値安値検出インジケーターです。
単純ですがわかりやすく、ぱっと見たときの感覚と合致することも多いため、表示させてるだけで高値安値が認識しやすくなるという方もいるのではないでしょうか。
残念ながらcTraderにはデフォルトでは入っていません。
SwingHighLow
cTrader版のSwingHighLowはcTDN探せば他にも見つかるとは思いますが、私も作ってみましたので公開します。
実は作りかけでほっぽり出してたところ、ちょうど欲しいという方がいらっしゃいまして、おかげで完成させることができました。
機能概要
SwingHighLowは本来前後6本で判定しますが、この本数は自由に変更できるようになっています。
また、高値と安値を線でつなぎ、ジグザグっぽく表示させることができるようになっています。単にすべての点をつなぐだけだと不自然な線になるため、より自然な見た目になるようにつなぐようになっています。(パラメータで変更可能)
さらに押し安値、戻り高値を点線で表示できます。押し安値、戻り高値はどんな基準でに表示されるのかわかりにくいと思いますがこんな感じです。
表示されるのはSwingHighLowが確定してからなので、ちょっと遅く感じるかもしれません。
パラメータ
Period
前後何本のローソク足を見てHighLowを確定するか指定します。
PointMargin
●の表示位置を実際の価格からどのくらい離すか指定します。
ConnectedLine
HighLowを結ぶ線をどのように表示するか指定します。Noneなら非表示、Allならすべての点を結ぶ、PickUpならそれっぽく高値安値を交互に結びます。
HighLowLine
押し安値戻り高値のラインについての各種設定
Display
押し安値戻り高値の線を表示するか指定します。
HighLineColor
戻り高値線の色を指定します。
LowLineColor
押し安値線の色を指定します。
LineStyle
線のスタイル(実線、点線など)を指定します。
LineThickness
線の太さを指定します。
ダウンロード
ソースコードはついてません。cBotに取り込むようなタイプのインジケーターではないと思いますので・・・