LINE通知は便利
前にもLINE通知系のインジケーターを公開しているのですが、なかなか人気の様でして、LINEのすごさを感じます。
便利ですよね、LINE。トレードの通知もLINEから届くようにしておけば、「トレードが生活の一部になった」というような感覚になるかもしれません。
本当は「LINE通知用インジ一つ入れれば、あとは設定次第で通知条件作れる」みたいなのができればいいのですが、今のcTraderでは難しそうです。
なので今後もちょこちょこよく使われそうなものに絞って、LINE通知系のインジケーターをいくつか作って公開していこうと思います。
事前設定は必要
当ブログで配布しているインジケーターはLINENotifyという機能を使うため、事前準備が必要です。こちらの記事で解説していますので、初めて使う方は参考にしてください。
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cTrader(cBot)からの通知をLINEで受け取る
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LINENotify_MATouch
MAへの価格タッチをLINEで知らせてくれるインジケーターです。
(まぁ画像はたいして意味ないのですが、普通にMAも表示できるヨ・・・ということで。)
機能概要
指定期間MAに価格がタッチしたらLINE通知を送ってくれるインジケーターです。
設定により、タッチ時即座に通知、足確定後MAをローソク足が突き抜けた時に通知、ヒゲが触れた時だけ通知といったように通知条件を選べます。
足確定後のタッチ判定は、基本的に確定したローソク足で行うのですが、確定足の終値と現在のBID値(現在足の始値)が離れていた場合、現在BID値を終値として判定するようになっています。
すこしわかりにくいかもしれませんが、まぁ使ってみて感覚つかんでください。
また、自分で入力しておいたテキストをMAタッチ時に通知させることができます。
例えばチャートを見てて、「次にMA反発したら、●●の値見てエントリー判断する」と考えたとします。そうしたら本インジケーターを仕掛けて「●●の値確認」みたいにあらかじめ入力しておけば届いた通知を見るだけで次にやるべきアクションがわかります。
または「MAタッチ時のルールを定めているのについ忘れてしまう」という場合は、ルールをテキストで書き込んでおけば、MAタッチ時に毎回通知として届くので忘れることもないでしょう。
パラメータ
MA Settings
MA Period
移動平均線の期間を指定します。
MA Type
移動平均線タイプを指定します。Simpleなら単純移動平均線、Exponentialなら平滑移動平均線というような形です。
Touch Type
通知するタッチ条件を指定します。Touchなら価格がタッチ後、すぐに通知を送ります。Retraceなら足確定後、ヒゲがMAに触れてたら通知します。ThroughBreakなら足確定時、ローソク足がMAを貫いてたら通知します。Touchedなら足確定後、ローソクのどこかがMAに触れてたら通知します。
NotifySettings
Access Token
LineNotifyのアクセストークンを入力します。ここ入れないと何も起きません。(上記記事参照)
SymboName
通知内容に通貨ペア名を含むかを指定します。
TimeFrame
通知内容に時間足名を含むかを指定します。
AddText
通知内容に自分で設定したテキストを含むかを指定します。ここをYesにするとチャート右下に追加の文章を入力するテキストボックスが表れます。
ChartBottomMargin
AddTextがYesのときに使うテキストボックスの下側余白の広さを指定します。(右下に何か表示するインジケーターを併用する際の表示位置調整用です)
ダウンロード
ここからダウンロードしてcTraderにインストールしてください。LINEを使う関係で「無制限アクセス」の警告が出ますが、許可して進んでください。
(2022/10/5 追記)
cTrader 4.2以上はこちら
ごちゃごちゃしてきてしまったのでソースコードは非公開にします。LINE通知のソースコードは上記の解説記事内のインジケーターにあるため、気になる方はそちらを参考にしてください。
カスタマイズ希望があったため、cTrader4.2版はソースコード公開しました。