cTrader 4.3がすでに使用できます
ついこないだcTrader 4.2アップデートの記事上げたばかりで恐縮ですが、cTrader自体はすでに4.3.9まで開発が進んでいるようです。
Spotwareの公式サイトからダウンロードが可能です。cTrader Forex & CFD Trading Platform | cTrader Community
実はいままでもSpotwareのサイトからはブローカから配信されてるものよりだいぶ新しいものをダウンロードできていたのですが、実口座で使えなのでは意味がないと思ってスルーしてたんですよね。
でも今回のアップデートで事情は変わりました。SpotwareのcTraderで各ブローカの実口座でのトレードが可能になっていたのです。
新機能紹介
クロスブローカー機能
これです。一つのcTraderで各ブローカーのアカウントを切り替えて利用することが可能になりました。
cTrader右上の口座情報が表示されてるところをクリックすると切り替えられます。
今までは同じブローカー内の口座を選択することしかできなかったのですが、見ての通り別ブローカーの口座に切り替えることが可能となっています。
実際にSpotwareのcTraderからライブ口座に切り替えてでトレードしてみましたが、問題なく反映されていました。
同期クロスヘア
日本語訳がわからんかった。チャートの情報を見る十字のこれです。
見ての通り、別チャートと位置が同期するようになりました。別の通貨ペアでも日時のみ同期するのはいいですね。この機能はかなり重宝する方が多いのではないでしょうか。
前にこれを実現するためのインジケーター作った覚えがありますが、いらなくなりそうですね。
HLCチャート、エリアチャートの追加
チャートの表示方法が2つ追加されました。
左がHLCチャート、Bar ChartのOpenの横線がないタイプのものです。
右がエリアチャートぱっと見Line Chartと同じですが、先の下側がうっすら塗りつぶされてます。・・・塗りつぶされて・・・るのか?ダークモードだとほぼわかりませんね。ちゃんと見てみたい人はライトモードでお試しください。
矢印描画
チャートオブジェクトとして矢印が書けるようになりました。トレンドラインの先っぽが矢印になってるだけのものですが。
APIとしてもChartArrowインターフェイスとDrawChartArrowメソッドが追加されてます。使い方はChartTrendLineと完全に同じです。
MessageBox APIの追加
これはcBot開発側の話ですが、MessageBoxAPIが追加されました。これはホントなんで今までなかったのか。
WPFのメッセージボックスをそのまま持ってきてるようで、色々細かいこともできるようになっています。
詳しい使い方は別に記事にしますが、簡単に使うならこれだけ。
MessageBox.Show("message!!");
これでこんなシンプルなメッセージボックスが表示されます。
でかい。
まぁでもこれでMessegeBox表示するためだけに無制限のアクセス権限を取得する必要がなくなりました。
MessageBoxが気軽に使えるようになったのはありがたいです。
その他
- 口座に任意の名前がつけられるようになりました。
- チャートの並び変え方が変わりました。
- MarketHoursウィンドウに祝日などが表示されるようになりました。
こんなところでしょうか。
ちなみにcTrader4.2で見られた休日にインジケーターが表示できないというバグらしき挙動も改善しているように見えました。(他の部分で新たなバグらしき挙動もなくはないですが・・・)
そこそこ安定してるなら完全にこれ1本にしてしまってもいいと思いますが、判断が難しいですね。
とりあえず新機能が使いたいajinoriとしてはこのcTrader4.3.9をメインとして使用していきたいと思います。