cTrader採用ブローカーの選びに際して
cTrader大好きトレーダーのajinoriです。cTrader使いたいけど、どこで口座開くか迷ってる人のために採用ブローカーを紹介しておきます。
残念ながらcTraderは海外のブローカーしか採用がありません。海外ブローカーに抵抗があるという方はまずはデモ口座でcTrader試してみてください。
日本在住のajinoriはアフィリエイト(IB)もできないため、他の海外FX紹介サイトに比べれば利益相反なしでフラットな目線で語れると思います。とはいっても、ajinoriはしがないアマチュアトレーダーの一人です。特別大きい金額を扱ってるわけでもありません。
もちろんトラブルにあったことのないブローカーを紹介するのですが、私がトラブルにあったことがないからといって、「絶対大丈夫!」と言い切れるものではありません。各ブローカーの信頼性については各自で判断お願いします。
cTrader口座の手数料の計算方法
手数料の計算の仕方はMT4とは違うため注意が必要です。cTraderでは(下記3ブローカーにおいては)ベース通貨で手数料を計算します。例えば手数料が0.5pipsの場合、GBPJPYであればGBPで0.5pips(1Lot=10万通貨あたり0.5ポンド=約700円)となります。つまり実際は0.7pipsくらいになる計算です。
ベース通貨で計算するというのはあまりなじみがないかもしれませんが、cTraderでは一般的のようです。GBPJPYだとなんか損した気がしてしまいますが、AUDUSDなんか取引する場合は逆にちょっと得した気分になれます。
cTrader口座の最低発注単位
海外FX紹介サイトではMT4MT5基準で紹介されていることが多いですが、cTrader口座では最低発注単位もMT4口座とは異なる場合があります。現在は3ブローカーともcTrader口座であれば1000通貨から発注可能です。
cTrader採用ブローカーはここ
日本から口座開設しやすいブローカーを3つだけ紹介します。
1.TradeView
2.FxPro
3.Axiory
いずれも、NDD、ゼロカット対応、資金の分別保管あり、円口座対応、クレジットカードで入金可です。入金ボーナスみたいなのはありません。
すべてTariTaliのようなキャッシュバックサイトを通して口座を開設することで手数料の一部キャッシュバックが受けられます。
TradeView
ajinoriが実際に使ってるのはここです。スプレッドが狭く、手数料も安いため、コストは最も低く抑えられます。取引コストを抑えたいならここがいいでしょう。
保有ライセンスはケイマン諸島のCIMA。他サイトでラブアンのライセンスを取得したという情報もあったのですが、公式HPで前面に押し出してるのはCIMAライセンスのみのようです。
取引手数料は往復で0.5pips。TariTaliを通した低手数料口座であれば0.3pipsと断トツで安くなります。レバレッジは最大400倍。最初は200倍スタートですが、申請することで400倍まで上げられます。
スプレッドも他に比べて全般的に狭いです。私の知る限りでは、まともと思われるNDDブローカーの中で最狭スプレッドです。手数料も安いため、全体的なコストが一番安くおさえられます。
残念な点としては、入金や資金移動の反映が若干遅めです。遅いといっても24時間以内には終わるのですが、即時反映のブローカーが多い中でこれはなかなか不安になります。Webサイトもイマイチ使いにくく、レバレッジ変更申請などもやりにくいです。
TariTaliから口座を開く場合、キャッシュバック口座以外に、低手数料口座が選択できます。この辺は好みですが、個人的には資金管理が楽になるため、低手数料口座の方がメリットが大きいと思います。
キャッシュバック口座と低手数料口座では厳密にはキャッシュバック額(割引額)が少しだけ異なりますますが、気になるほどではないです。(通貨ペアにより異なるためどっちのが得とは言い切れません。)
cTaderのバージョンアップは他に比べて早いです。いち早く最新バージョンにあがるのでとにかく早く新機能使いたいって方にはいいかもしれません。
FxPro
規模が大きくおそらく世界的な知名度は他の2つよりは高いブローカー。業者自体の表向きの信用を重視するという方はここの方がいいかもしれません。
保有ライセンスはバハマのSCB。グループ内では英国のFCA、キプロスのCySec、南アフリカのFSBを取得してます。英国のFCAなんかは厳しいようですし、グループ内ライセンスまで考慮していいならばなかなか高得点ではないでしょうか。
手数料は往復0.9pipsと一見高いですが、TariTali通して口座開設をしたときのキャッシュバックも大きいため、キャッシュバック込みで考えればそこまで高くはなりません。レバレッジは最大500倍。
スプレッドは標準的。なぜかブローカー紹介サイトでは広めのスプレッドで紹介されてることが多いようですが、実際はTradeViewにはかなわないものの、Axioryと同等かちょっと広い程度という印象です。(クロスペア、特にマイナー通貨ペアで少し広めな傾向があります。)
ただスプレッドが広がるときは結構広がる気がします。きちんと計測したわけではないのですが、何度か「え?そこまで広がる?」って思ったことがありました。スプレッドに関してはいつかきちんと比較してみたいと思います。
現在はそこまで日本ではメジャーではないようで、さらに本家サイトの日本語も怪しいため、不安に思ってしまうかもしれませんが、FXブローカーとしては老舗の大手です。
昔は国内でももっと有名だった気がするんですが、最近はコンプライアンス遵守の流れを受けてか、あえて日本人向けじゃないアピールしてるのだと思います。そう考えると、バリバリ日本人相手に営業してるブローカーよりも信用できるのではないでしょうか。
Axiory
最近結構あちこちのサイトでプッシュされてるので国内の知名度は上2つをしのぐかもしれません。とにかく日本で人気のブローカーを選びたいならここになるかと。
保有ライセンスはベリーズのIFSC。手数料は往復0.6pips。Taritali通せば1Lotあたり0.85USDと少しだけキャッシュバックがあります。レバレッジは最大400倍。
スプレッドも他のMT採用業者に比べると狭い方ではあるもののTradeViewにはかないません。
日本国内でメジャーという部分は安心感につながりますでしょうか。当然日本語サポートも万全です。それと、国内銀行振込で入金ができるという部分は他2つにはない大きいメリットかもしれません。(もちろんクレジットカードも使えます)
また、最大発注Lot数もむちゃくちゃ大きいので大口取引する人にもいいのかもしれません。
最後に
たいして情報量なくてすみません。最後にちょっとだけ個人的な意見を言わせてください。
海外FX情報サイトを見てると、レバレッジが低かったり、ボーナスがないことがデメリットにあげられてますが、レバレッジなんて100倍もあれば十分ですし、ボーナスなんてあてにしないほうがいいです。
もちろんレバレッジは高ければ高いほどメリットにはなり得ますし、ボーナスもないよりあった方がいいというのは理解できますが、そこまで気にするポイントじゃないです。
穿った見方かもしれませんが、ハイレバとボーナスで資金の少ない人にFX取引をあおって、資金を失わせるようなことしてるように見えてしまいます。
「ハイレバ、ボーナス有じゃないと、取引できるほど資金がないんだよ!」という方はデモ口座で練習しながら、先に別の方法で資金をためた方が最終的な勝率は上がります。
cTraderを使いたいわけじゃなく、もしハイレバ、ボーナス以外に海外を選ぶ理由がないのであれば、まずは国内FX業者をおすすめします。(cTrader使いたいなら話は別。)
この記事を見た皆さまが冷静な判断のもとFXトレードに参加できることを願っています。