複数のチャートで表示位置を同期することができるインジケーターです。
複数時間足のチャートを開いて、過去データを検証するような、いわゆるマルチタイムフレーム分析をするときに役立つと思います。
もとはMT4のShiftChartというインジケーターのようなものが欲しいというリクエストにお応えして作ったものでして、基本機能はそれと似たようなものになってると思います。
基本機能
同期させたいすべてのチャートにChartTimeSyncインジケーターをいれておけば、縦線を動かすたびに縦線の位置までチャートが自動的にスクロールします。
基本的には同じ通貨ペアの別時間足のチャートと同期させるために使用しますが、パラメータ設定により別通貨ペアのチャートを同期させることも可能です。
なお、同期のための縦ラインはデフォルトでは赤か黄色で表示されますが、チャートごとにラインを右クリックして色の変更が可能です。
パラメータ
Same Symbol Only
同じ通貨ペアだけ同期する場合はYesのままにしてください。デフォルトはYes。
このパラメータをNoにすると別の通貨ペアのチャートで動かしたラインにも反応するようになります。ついでにラインの初期色が黄色になります。
少しわかりにくいですが、Noに設定したチャートでラインを動かしても、別通貨ペアのYesに設定されたチャートは同期しません。
基本的にはYesとNoを混在させないで使うほうがわかりやすいと思います。
Pin Line
基準線の表示位置を固定するか選択します。デフォルトはNo。
Yesだと基準線を動かすたびにチャートを強制スクロールします。
また、マウスでスクロールした際も自動的に同期位置を更新します。
マウススクロールでほかのチャートと同期したい場合はYesにしてご利用ください。
Future Opacity
ラインより右側の不透明度を指定します。デフォルトは180で半透明で表示されますが、255に設定すると右側を完全に隠すことができます。
過去チャートでのトレードシミュレーションで未来の値動きを隠したい時などにどうぞ。不要な方は0に設定してください。
JumpTime
Time Label
JumpTimeの操作ラベルの場所を指定します。Noneにすると表示されずJumpTime機能が無効になります。
Horizontal Margin
ラベル表示位置調整のパラメータです。右側の余白を設定します。
Vertical Margin
ラベル表示位置調整のパラメータです。上下の余白を設定します。
UTC offset
チャートの表示時間に合わせて指定します。画面右下と同じ数値を入れてください。日本時間表示にしているなら９です。
Bar Step <>
＜＞ボタンでジャンプするバーの数を指定します。
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