AdvancedStopLoss
利益が出たらストップロス (損切ポイント) を建値近くに移動するだけのシンプルなcBotです。
初回公開時の記事はこちら
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注意点ですが、cBotを止めると機能は停止します。最近のcTraderではcBot起動したまま通貨ペア切り替えたりできるのですが、通貨ペア切り替えたときもcBotは停止してポジション追跡は無効になるのでご注意ください。
アップデート内容
トレーリングストップ機能追加
こんなコメントをいただきました。
こちらにツールに関して、
MT4のトレイリングストップ(価格変動に合わせて、ストップロスが追従していく)の
ような機能を付け加えることは可能でしょうか?
トレーリングストップの機能自体はcTrader標準としてあるので、トリガー条件を満たしたときにポジションのトレーリングストップを有効にできるようにしました。
Add Trailing Stopというパラメータが追加されています。これをYesにするとBE移動時にトレーリングストップが有効になります。デフォルトではNoで従来通りの挙動となっています。
デフォルトでSL ,TPを設定できるように
Default S/L pips, Default T/P pipsというパラメータを追加し、S/L,T/Pの設定がされてないポジションに自動的に設定できるようになりました。デフォルトの0だと無効です。
この機能は既存のS/L, T/Pがないときのみ作動します。cTrader標準機能でエントリー時のS/L, T/Pを設定済みの場合はそちらが優先され、この設定は無効になります。
All Symbolパラメータの削除
適用されてるチャートに関係なく全通貨ペアを対象にするオプションは削除しました。
公開当初は全体設定みたいなことをするには各cBotやインジケーターからやるしかなかったため、まぁいいかな、と思っていたのですが、Plugin機能がある今となっては個別のcBotがチャートと関係ない通貨ペアに影響を及ぼすのは違和感が大きいです。
一応ソースコード上はコメント付きで残していますので、必要な方はコードを編集して使ってください。
一般的な自動売買cBotがエントリーしたポジションはデフォルトで対象外に
これまでは該当シンボルの全ポジションを強制的に管理対象としていたため、自動売買を走らせている口座では使いにくかったと思います。
今回、Only no Label Positionというパラメータを追加しました。これがYesだとラベル(MT4 EAで言うマジックナンバー)がないポジションのみを管理対象とします。
デフォルトでtrueとなっているため、他のcBotがエントリーしたラベル付きポジションは管理対象外になります。 (ときどきラベルなしでエントリーするcBotもいるのでそこは注意)
cBotでエントリーしたラベル付きポジションに介入したい場合はこれをfalseに設定してお使いください。
その他バグ修正など
- 手動でポジションを決済したときにラベルが消えないバグを修正しました。
- cTraderバージョンアップに伴い色設定パラメータの選択方式を変更しました。
ダウンロード
補足
本cBotは起動すると対象シンボルすべてのポジションを対象として動きます。
もしかしたら人によってはこの仕様は使いにくいかもしれません。
一応ソースコードいじればパラメータで「起動時既存ポジションのみ」「起動後のエントリーポジションのみ」を対象にはできるようになってるので、ご希望の方はソースコードを編集してください。(1行コメント解除するだけでできるようになっています)
このパラメータはcBot再起動時の挙動がややこしくなるため、一般ユーザー向けでないと思いあえて無効にしています。
ソースコード編集して利用する方は十分に検証してから利用することをお勧めします。