前のZigzag
以前「MT4と同じZigzag作りました」と公開しました。
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【cTrader】ZigZagを表示する【Indicator】
cTraderでもZigZagを表示したい MT4では最初からインストールされてるおなじみのジグザグインジケーター。こいつをcTraderに表示したいと思うこともあるでしょう。 しかし残念ながらZig ...
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こちらMT4のコードからたいして考えずに処理をcTrader用に変換しただけで作ったのですが、ちょっと動作が重すぎたようです。
今回ちゃんと見直して、以前に比べれば軽くなるよう作り直しましたので、差し替えます。(とはいえZigzagの性質上リペイントするタイプのインジケーターのため、普通のインジに比べればやはり少し重たいです。)
ZigzagSimple
まずは本当にジグザグの線だけのごくシンプルなZigzagです。cBot組み込み用に余計な機能を削ったバージョンです。
cBotに組み込まなくてもこの表示だけでよければこちらをお勧めします。
だいたいMT4版と同じになってると思いますが、パラメータは若干違います。
まずDeviationは設定する意味がわからなかったため、削除しました。MT4のZigzagでは一応ソースコード内で使われてはいるのですが、最終的には無意味になってるように見えました。
(このMT4ZigzagのDeviationパラメータについて「こんな意味があるよ!」とご存じの方いましたら教えてください。)
またIgnoreExtremeBarというパラメータを追加してます。デフォルトはNoですが、YesにするとMT4と似た挙動になります。
MT4のZigzagはこんな感じで長いローソク足を無視してZigzag形成することがあります。
これがちょっと気になったので、本インジでは基本的に含んで計算させるように変更してるのですが、もしMT4と同じ方がいい!という方がいましたらIgnoreExtremeBarをYesに変更してご利用ください。
パラメータ
Depth
高値、安値を検出する期間を指定します。この数値によってジグザグが荒くなったり、細かくなったりします。
BackStep
ここで指定した分だけ高値、安値をさかのぼって更新します。急な変動でも細かい波を作らないようにするためのパラメータです。。
IgnoreExtremeBar
Yesにすると高値も安値も更新するようなローソク足を無視してZigzagを形成します。デフォルトはNoですが、Yesの方がMT4のZigzagに近い挙動になります。
ダウンロード
Zigzag
で、こちらは前に公開したのと同じ機能をもったZigzagです。見た目は前のものとほぼ変わらないですが、こっちのが軽いので差し替えをお勧めします。
前の高値と安値に補助線を引いたり、高値安値間のPipsを表示したりといったことができるようになってます。
追加されてるパラメータは色を見た目で指定できるようになった以外は前公開したのと同じです。
パラメータ
(Depth, BackStep, IgnoreExtremeBarについてはZigzagSimple同様)
HighLowLineBack
どこまでさかのぼって高値安値の線を引くか指定します。
HideUpdatedPriceLine
デフォルトはYesで、一度更新された価格には水平線が引かれないようになっているのですが、これをNoにすると更新した高値安値にも水平線が引かれます。
DisplayHeightPips
直近の高値と安値の間のpipsをどこに表示するか指定します。Noneだと表示なしです。
UpperLineColor, LowerLIneColor
高値安値に引く水平線の色を指定します。
ダウンロード
Zigzag_MTF
最後にマルチタイムフレームでZigzagを見たい方用に時間足を指定できるタイプのZigzagも作りました。
Zigzagの場合、Depthで期間調整すればわざわざ別時間足基準で表示する必要もないかもしれませんが、一応公開しておきます。
普通のに比べ重たいですし、たいして動作確認もしてないので特にこだわりがなければ普通のZigzagでDepthを調整して使うことをお勧めします。