cTrader Tools (cBot インジケーター)

【cTrader】エントリー位置を検討する【Tools】

リスクリワードを意識してエントリー位置を検討する

リスクリワードを確認するためのインジケーターRiskRewardSupporterは前に公開しました。

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リスクリワードを意識して、S/L, T/Pを指定して自動的にLot数も計算して注文できるClickEntryもだいぶ前に公開してまして、私自身も使っていました。

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まぁこれらでもそこまで不便はないのですが、「エントリーをよく検討してから発注」という流れではちょっと使いにくいんですよね。

RiskRewardSupporterはドラッグしてる間しか情報が表示されない、ClickEntryはライン指定したらすぐに発注してしまうって部分がいまいち。

というわけで、私自身がやり方を刷新するために新しい機能を作ることにしました。

 

EntrySupportLine (Scribblerに機能追加)

もう少しシンプルにリスクリワード情報とロット計算ができるツールを作成しました。

パラメータとして許容損失額を指定しておくと、エントリー位置と損切位置からロット数が自動的に計算されます。

単体で作ってもよかったんですが、使い勝手を考えてScribblerに組み込みました。利用したい方はScribblerをダウンロードしてください。

基本機能

EntrySupportLineのショートカットキーを押して、エントリーライン、損切ライン、利確ラインをそれぞれ指定します。

するとラインの左側にpips数やリスクリワード比が表示されます。これだけだとClickEntryと同じなんですが、このラインは描画後に自由に編集することができます

「エントリーを少し慎重にしたらどうなるか」「損切を遠くしたらどうか」などいろいろ検討がしやすくなると思います。

またあくまでインジケーターのため「ライン置いてで確認だけするつもりがうっかりエントリーしちゃった!」というミスが起きません。(ClickEntryで時々やらかしてたので・・・)

なお、この3本のラインは一つのチャート当たり1セットしか置けません。基本的に次のエントリー計画用に使うつもりで作っています。

 

描画後に各ラインを消した場合の挙動

エントリーラインを消すとエントリーラインが現在価格に追従するようになります。「今の価格で成行エントリーしたら」という検討時に使います。

現在価格を追従してるラインをドラッグして再度エントリーラインを固定することもできます。

利確ラインを消すと単に利確がなくなります。この状態でエントリーラインと損切ラインの位置関係を変えればBuyとSellが切り替えられます。

そもそも利確ラインが不要なら、損切ラインまで描いたところで他のキーを押せば描画をキャンセルできます。

利確ラインがない状態でEntrySupportLineのショートカットキーを押すと利確ラインだけ描画できます。

損切ラインを消すと3本のラインが全部消えます。損切なしでエントリーすることは基本的にないはずですので、事故防止のため全部消すようにしています。

なのでリセットしたいときは損切ライン消してください。

 

関連パラメータ

EntrySupport
MaxLoss

最大許容損失額を指定します。

MaxLots

最大ロット数を指定します。MaxLossとMaxLotsいずれも超えないようにロット数が計算されます。

 

ダウンロード

Scribblerの機能ですので、Scribblerをダウンロードしてください。

一応お伝えしておくとScribblerは本来トレンドラインなどを描きやすくするためのツールです。

ただ今回の追加機能はトレンドライン等引かない人にとっても便利だと思うので、これだけのために使うのもアリです。

デフォルト設定ではEntrySupportLineは"B"キーに設定されています。 (Buy & SellのBと覚えてください。)

チャートにScribbler入れたらBキーを押すと描画モードになります。

 

EntrySupporter

設定したら次はラインのとおりに発注したいのですが、毎回いちいち手入力は面倒なので、ScribblerのEntrySupportLineの設定を読み取ってそのとおりに発注するcBotも作りました。

発注してライン消してすぐ停止します。パラメータはありません。

チャート上に置いておいて、EntrySupoortLIne書いて「よし、これでいこう!」と思ったら▶ボタン押すだけです。

直接発注にかかわるツールのため、ご自身の環境で問題なく動くかデモ口座などで確認の上ご利用ください。

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