ChartTimeSync
複数チャートで表示位置を同期できるインジケーターです。
ご存じない方はこちらをどうぞ
もともと人気のインジケーターでしたが、今回のアップデートでおそらくより使いやすいものになってると思います。ぜひお試しください。
機能追加・変更
パラメータと挙動変更
パラメータ周りはガラッと変更してます。
まず基準線の位置を指定するRight Marginパラメータは削除しました。右側に少し間を開けた位置にラインが表示されます。
ラインの色設定パラメータも削除しました。色を変更したい場合は縦ラインを右クリックして変更してください。
少々わかりにくかったScroll関連のパラメータも削除し、代わりに"Pin Line"というパラメータを追加しました。
これをYesにするとチャート上見た目の基準線位置は固定されます。下記は上2つのチャートでPinLine=Yesに設定した状態です。
少し前にコメントから要望のありました「マウススクロールでほかのチャートと同期する」といったことができるようになってます。
右側半透明表示
基本的に過去チャートの振り返りに使うインジケーターのため、基準日時前(過去)と基準日時後(未来)の区別が視覚的につきやすいようにしました。
見てのとおり基準線より右側が暗く表示されています。
なお、不透明度は"Fututer Opacity"パラメータで設定できるため、この数値を255にすると基準線より先のチャートを隠すことができます。
過去チャートでのトレードシミュレーションなんかがやりやすくなると思います。
「別に隠したくないし、半透明も不要」という場合はこのパラメータを0にすればこれまで通りの表示となります。
JumpTime機能
別で公開していたJumpTimeインジケーターの機能を取り込みました。
こんなボタンとテキストボックスがチャート右上に出ます。表示位置は"Time Label", "Horizontal Margin", "Vertical Margin"というようにLabelLocationパラメータで微調整ができるようになっています。
日時を入力してボタンを押すとその日時のチャートに飛べます。
また、従来JumpTimeからの追加機能としてJumpボタン横に戻るボタンと進むボタンを追加しました。ローソク足数本ずつチャートを進めてみていくことができます。何本ずつすすめるかは"Bar Step <>"というパラメータで設定します。
なお、大きな時間足で過去を指した状態から短い時間足に変更したときにページめくりのような挙動になるのは仕様です。
cTraderは日時を指定して過去のローソク足をサーバーから読み込むことができないんです。この辺はcTraderのバージョンアップでどうにかしてほしいとこですね。
このJumpTime機能が不要な場合はLabelLocationパラメータをNoneにしてください。
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