cTradeTrainer
お知らせした通り、cTranerの後継としてアクセス権限を活用してさらに機能を追加したトレード練習ツールcTradeTrainerを公開します。
cTranerからの追加・変更点
・初回起動時にアクセス権限確認のポップアップが出るようになりました。「許可」お願いします。
・注文パネルから一時停止とスピードの調整ができるようになりました。
・ポーズ時は「一時停止」するように変更しました。再開ボタン押すまで停止します。
・CustomLabelBoxパラメータとStopSecondsパラメータを削除しました。(TradeLabel設定用テキストボックスは常時表示としました。)
アクセス権限ポップアップ
初回起動時にこのポップアップで「許可」を押してもらわないと使えません。不安な方のために簡単に説明いたします。
もともとcBotやインジケーターからは多くのWindows機能が使えないよう制限がかかっています。基本的にcTrader内部でだけ動くプログラムのため、変にcTrader外に影響を及ぼすことがないようになってるわけです。
単純なcBotやインジケーターであればこれでも困ることはないのですが、ファイルの読み書きやWeb接続すらもできないため、少し手の込んだcBotを作ろうとすると不便で仕方がありません。
そのため、cBotやインジケーターのプログラム側でアクセス権限を取得することでこの制限を外すことができるようになっており、同時にアクセス権限を取得したプログラムでは上記のようなポップアップが出るようになっています。
文言がちょっと脅しみたいで怖いですが、要は「cBotが普通のexeファイルと同じことができるようになる」ということです。
cTradeTrainerでは「無制限のアクセス権限」を取得することで、様々なWindowsの機能を活用しながらよりいっそう便利な機能を追加していく予定です。
機能変更点詳細
注文パネル下に一時停止・再生ボタン(〇)スピード調節ボタン(<< >>)を追加しました。QuickTradeButton選択時にはチャート右上に表示されます。
パネル上のボタンを使うことで「一時停止しようとして間違って停止ボタンを押してしまった」という事故が防げます。(停止ボタン押しちゃうと再開できないので結構面倒なんですよね・・・)
また、cTranerではプログラムをフリーズさせて無理やり実現していたポーズ機能ですが、cTradeTrainerではポーズ時はちゃんと「一時停止」するように変更いたしました。
追加パラメータ
General
InterfaceScale
下記のcTrader設定値を入力してください。ここがずれてると一時停止やスピード調節ボタンが効きません。変えた覚えがなければ100のはずですので、デフォルト値のままで大丈夫です。
注意点
この機能は「一瞬マウスポインタを動かして、cTraderの一時停止ボタンをクリックさせて、ポインタ位置を元に戻す」という泥臭い仕組みで実現しています。そのため、超高速でマウスが動いてる最中にポーズのタイミングが重なってしまったときなどはうまく停止できないことがあります、ご了承ください。
また、一時停止ボタンやスピード調節バーの位置が固定であることを利用してウィンドウの特定位置をクリックさせてるだけなので、場合によってはクリック位置がずれて動かないことがあるかもしれません。
上記パラメータをきちんと設定してるにもかかわらず、一時停止やスピード調節ボタンが効かない場合はcTraderのバージョンや設定などの環境を教えてください。直せれば直します。
ダウンロード
はじめて使う方へ
使い方はこちらを参考にしてください。
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